(一社)近江ツーリズムボードでは、海外インバウンド誘致の一環で力を入れているカルチャーツーリズムプロモーション活動としてアメリカイリノイ州にあるセント・チャールズイーストハイスクールの吹奏楽部総勢60名を誘致しました。
3月25日(月)〜29日(金)の彦根での滞在期間中に彦根城観光や、彦根古城太鼓のワークショップなど近江の歴史・文化を学んでいただく取り組みを実施しました。
26日はビバシティ彦根にて河瀬高等学校吹奏楽部との合同演奏会、28日には近江高等学校吹奏楽部、河瀬高等学校吹奏楽部とのフレンドシップコンサートを滋賀県立産業交流会館イベントホールにて開催し、約1,000名のお客様に楽しんでいただきました。セント・チャールズ・イーストハイスクールは「ウィンドアンサンブル」と「ジャズ・ワークショップ」の2編成で、指揮の親日家ジム・クル先生は日本の作品をモチーフにした演奏も披露されました。演奏の最後には、全員で「琵琶湖周航の歌」を合奏し、その後、学生同士の交流の場を設けました。セントハイスクールの学生達が名前当てクイズを用意し、すぐ打ち解け、相互の文化を学ぶ機会となりました。
2017年にもオーストラリアからイナブラハイスクールの学生100名に来ていただきましたが、彦根を選んでいただいた理由として、日本の文化に触れられるのは勿論ですが、優秀な吹奏楽部が多く、交流も積極的だということでした。今後も海外インバウンドの誘致活動を行います。今回の取り組みはまさしく地元行政、商工会議所など官民一体となって行った誘致活動の成果であり、DMOとして今後の誘致活動に大きなステップとなりました。