6月24日~26日に台湾で開催された「日本の観光・物産博2016」に近江ツーリズムボードとして出展してきました。今回は企画委員長の総括と今後について報告します。
委員長総括
委員会で第1ターゲットと定めた台湾の方々に広く滋賀県湖東湖北地区を知っていただくとともに訪滋意欲を喚起させることを目的に初めて海外イベントに参加しました。良かった点悪かった点反省するところは多々ありましたが、この観光物産博に関しては他ブースと比較すると初出展のわりにはブースは活況を呈し集客・PRができました。参加メンバーとの事前打合せを数回に亘り開催し集客やPR方法について各々知恵を出し合いひとつひとつかたちにしていったことが要因だったと考えます。
今回の出展に際し、反省点や今後の活動に向けた意見が多数出てきましたし、具体的な課題も見えてきました。インパクトが決して強くない滋賀県が目指すところはいかにリピートを増やすか、友人知人に紹介していただくかにかかっていると思います。そのためにも受入体制の整備は時間がかかりますが、ひとつひとつ進めていかなければなりません。そして官民一体となった活動が必要不可欠です。今回の出展での手応えや肌感、経験を今後に活かし会員、地域に必要とされる会になる成果を上げていきたいと思います。
最後にパンフレットやパネルデザイン、Facebook等の広報物を作成していただきました広報委員会、会場準備の応援していただいた総務委員会そして企画委員会、参加メンバーに感謝いたします。
企画委員会 委員長 上田健一郎
事務局報告
初めての出展ということでしたが、当初予定の500部を大幅に超えた1500部を2日目でほぼ配り終え、とてもにぎわいのあるブースとなり、順調な出だしとなりました。実際に「いく」ということが大事で、直接経験したからこそみえてきたことも多く、今後も定期的に海外の観光博へ出展していきます。
ブースにて一番に実感したことは「近江」の知名度の低さでした。そのため、ブースのパネルに近江の位置がわかる地図や台湾からのアクセスを記載したので、多くの方々に立地の良さをアピールできました。また、情報発信の点で、Facebookを有効に活用できたのもよかったです。台湾はFacebook普及率70%以上という事前情報があり、SNSを有効に使用したプロモーションを試みました。「いいね」をしていただけたら甲冑と写真が撮れるなど付加価値をつけることにより当初の目標の600を大幅に超え、800もの「いいね」をいただけました。このことにより、今後も台湾に情報を発信できるので近江を宣伝していき、来訪に結びつけます。
今後の課題としては、実際に海外から来訪したときにどう受け入れるか(ワンストップ窓口)やどのように楽しんでもらうか(周遊ルート開発)という点がまだ弱いですので企画・広報・総務委員会が中心となり注力していきます。近江ツーリズムボードは様々な業種の会員様がおられます。皆様で手を組み合って新しいサービスや価値を生み出し、来訪された方々にプレミアムな時間を過ごして頂けるよう、そして観光消費額を増加できるようご協力の程宜しくお願い致します。
報告 小島聖巳
日本の観光・物産博 2016
- 開催期間
- 2016年6月24日(金)~26日(日)
- 開催場所
- 台北駅1階コンコース 10:00~19:00(6月26日は15:00まで)
商談会 君品酒店(6月24日14:15~15:45) - 日本出展団体
- JR東海、JR西日本、JR四国、北海道観光振興機構、東北観光推進機構、東北、岩手県、石川県、山陰インバウンド機構、九州、長野観光コンベンションビューロー、犬山市観光協会、東近江市観光協会、山口県、高知県、香川県、西鉄グループ、他
62団体 75ブース / 参加者数378名 - 内容
- 商品展示、PR活動、ステージパフォーマンス
- 本年実績
- 来場者数合計119,900名(前年対比+ 19.9%)
(商談会 AGT78社、134名参加)