昨年10月からのインバウンド再開を契機に、当法人への海外からの引き合いも多くなってきた昨今。その第1弾の団体受入として、近江高校さんのご協力のもと、日米の高校生による学校交流事業を6月19日に実施しました。アメリカから高校2校の生徒さん方26名と、近江高校で今年新設されたグローバル探求コースの生徒さんとの交流事業です。
大阪で入国し関東で出国するまでの9日間の日本滞在中に、彦根へ訪問されることとなったのは、Palisades Charter High SchoolとMorro Bay High Schoolの2校。4時間ほどの彦根滞在の中で実施したのは、彦根城観光と、近江高校での学校見学・学食体験です。
いろは松駐車場で日米の生徒さん方が合流し、グループごとに分かれ自己紹介。緊張の面持ちでの対面でしたが、自己紹介後にはすぐに打ち解け、近江高校の生徒さんによるガイドで、仲良く彦根城内を散策。2025年の世界遺産登録を目指す国宝・彦根城の素晴らしさを解説いただき、アメリカの生徒さん方も感銘を受けておられました。
その後、場所を近江高校に移し、校内見学とゲームをして、日本の高校生活を疑似体験。最後には、食堂での学食を体験いただきました。日本のカレーを堪能いただき、食堂のレベルの高さを喜んでいらっしゃるようでした。
コロナ渦において、日常生活や仕事等の行動様式がガラッと変わってしまっていたこの数年。学校生活を送る生徒さん方も同様に、様々な制約を受けながらも、海外とつながるグローバルな視点を持ち続けてこられたことが、今回の交流事業を通して感じられました。臆することなくコミュニケーションを取る彼らの姿が頼もしくもありました。
滋賀県湖東地域が世界から選ばれる観光地域となることを目指して活動する当法人では、近江高校の生徒さんをはじめ、この地域の若い世代の方々が世界とつながるきっかけを、今後も多く作っていければと考えています。