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2020.12.01

世界初の自転車発明家が眠る長松院と連携

「ビワイチブ」ツアー開発プロジェクト始動!

日本最大の湖、琵琶湖。その周囲を自転車で走破するビワイチは、国内外の健脚を誇る自転車好きに愛され、自転車の聖地の一つとなりつつあります。実は、彦根市にも自転車の聖地と成り得るお寺、長松院が存在します。
井伊直政公が荼毘に付された跡地に立つ長松院。クランクとペダルを搭載し、自転車のルーツとされる「新製陸舟奔車(りくしゅうほんしゃ)」を発明した彦根藩士の平石久平次時光が眠っています。2020年は久平次翁の250回忌にあたることから、近江ツーリズムボードは長松院を出発地点にした『「ビワイチブ」ツアー開発プロジェクト』を始動しました。「ビワイチブ」は文字通り、ビワイチの一部のエリアを走るツアーです。ゆったりとした時間の中で、国内外の方々がその土地の歴史文化を体感するツアーとなるよう、来年度の商品化を目指します。

10月25日、長松院で法要がとり行われ、手塚住職による自転車旅安全祈願のご祈祷を賜り、想定コースをフランス出身の方と試走。近江鉄道のサイクルトレインや松原の湖岸、七曲がりや中山道などの景色も楽しみました。当日はNHKの方にも取材いただき、「ニュースほっと関西」の特集〜自転車のルーツは?〜として取り上げていただきました。特集を見た視聴者からの反響も受け、ビワイチブの聖地として、彦根発のツアー造成にしっかりと取り組んでまいります。