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2020.08.01

NHK「ブラタモリ」にも登場したクリス・グレン氏監修

彦根城多言語解説整備事業始動!

井伊直政公甲冑レプリカを前にする上田会長(左)とクリス・グレン氏(右)

井伊直政公甲冑レプリカを前にする上田会長(左)とクリス・グレン氏(右)

日本が誇る国宝「彦根城」。その世界遺産登録を目指す中で、湖東地域で各種受入体制整備を行っています。
昨年度は観光庁の多言語解説整備支援事業で、外国人に分かりやすい彦根城・彦根城博物館の解説文を作成しました。今年度は、解説文を生かし、動画コンテンツを活用したアプリ制作事業を実施します。アプリ上で、解説文を閲覧できるうえに、外国人観光客はもちろん誰が見ても楽しく理解することができ、彦根城への興味関心と、その歴史的価値への認識が高まる動画を目指します。
動画を制作するにあたり、彦根城をはじめ、名だたる武将達が群雄割拠した戦国時代の歴史や文化に精通していることはもちろんのこと、訪日観光客が求める情報やコンテンツとは何かを熟知している有識者の協力が必要不可欠です。
そこで今回協力を仰いだのは、オーストラリア出身で、名古屋でラジオDJとして活躍されているクリス・グレン氏。本事業の監修者としてご協力いただくこととなりました。 このクリスさん。実は、人気のテレビ番組「ブラタモリ(NHK)」で博識のタモリさんを相手にお城等の解説を行った方であり、関ケ原観光大使にも任命され、自前の甲冑を制作してしまうほどの戦国マニアとしても知られています。その豊富な知識と、ラジオDJとしてのダンディーな美声を武器に、それらが贅沢に詰め込まれた動画を制作していきます。 最後に、そんなクリスさんご本人から、本事業への思いを語っていただきましたのでご紹介します。彦根市民の皆様にとって彦根城がさらに誇らしいものとなるよう、クリスさんと共に全力を尽くしますので、是非ご期待ください!
今回、彦根城受入体制整備事業に監修・ナビゲーターとして参画させていただくことになりました。動画やアプリを利用することによって、彦根城の歴史、築城に関する知恵や工夫、その歴史的価値や重要性を理解することができる。また、国内外の観光客のみなさんが、彦根城を楽しみながら学ぶことができる。そんなコンテンツに仕上げたいと思っています。外国人目線でしっかり内容を精査し、各分野のプロフェッショナルと共にチーム一丸となって頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。