世界中から一度は行ってみたいと思える観光地域づくりを目指し、滋賀県湖東地域でインバウンド事業を推進してきた近江ツーリズムボード(以下OTB)は、8月27日、OTB会員の他、新たに外部の専門家人材の方々にご参画いただいて始動する新規プロジェクトの第1回会議を開催しました。来年はオリンピックが日本で開催され、例年以上に多くの海外観光客の来日が見込まれる中、その受入体制や魅力的なコンテンツづくり、効果的なプロモーションは必要不可欠であり、客観的かつグローバルな視点でのプロジェクト推進が求められます。そこで、観光庁から大きな支援と期待を受け、本年8月20日から来年3月31日までの約7ヶ月の期間で、外部の各分野の専門家4名を加えた最強の布陣でプロジェクトを発足いたしました。
調査・戦略策定のプロ「宮林幸洋氏」、デザイン・広告・販促のプロ「立澤竜也氏」、ツアー造成・営業のプロ「浅岡正男氏」、そして外国人向けコンテンツ制作・インバウンド人材育成のプロ「ロッド・ウォルターズ氏(イギリス出身)」の専門家4名とOTB会員が一堂に会した第1回会議は、圏域観光の現状と目指す未来・ビジョンを共有し、プロジェクトに対するそれぞれの熱い思いを交わす良い機会となりました。また、圏域の魅力を再発見するための第一歩として、翌28日には、専門家4名と視察を行いました。2020年公開予定の岡田准一さん主演映画「燃えよ剣」の撮影に使われた彦根市内の撮影所、天照大神を始めとする八百万の神々を産んだとされる二柱の大神を祀る犬上郡の「多賀大社」を視察。撮影所のスタッフ、多賀大社の宮司のお話に熱心に耳を傾け、この地域の歴史の深さや魅力を早速実感されました。
多くの海外観光客にご満足いただける観光地域づくりを目指し、専門家の方々には我々地元住民と一緒になって汗を流して考え、圏域の未来のために一肌脱いでいただきます。
時を同じくして、OTBの専従人材も拡充。ドミニカ共和国の観光協会での勤務経験がある内記真美氏も加わりプロジェクトを支えます。
是非ご期待ください!
2019.10.01