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2016.08.08

彦根市版地方創生推進交付金事業「近江美食都市推進事業」 の内示が発表されました!

 平成28年4月20日付で、地方公共団体による、それぞれの地域の実情に応じた地方創生に資する事業の効率的かつ効果的な実施を図ることを目的に、地方創生推進交付金1,000億円が創設されました。
 その創設を受け、各都道府県市町村では各々の実情に合った計画を国へ提出し、平成28年8月2日付けで745件(全国790件中)が内示を受けました。彦根市でも更なる街の魅力向上を目指して「近江美食都市推進事業」を当会と共に提案し、内示を受けることができました。
 今後、平成28年9月に予定されている交付決定を受けて、彦根市版地方創生推進交付金事業として、3カ年(最長5カ年)の計画で、先日ご講演いただいた尾家先生の提唱する美食都市の要件を満たすべく、当会としても近江の魅力向上に向けて邁進して参ります。当事業関連で皆さまへのご案内をさせていただく際には、何卒ご指導ご協力の程よろしくお願いいたします。

【事業目的】『美味しいものがない街に人は来ない』

  • 美食の開発により、来訪動機を拡大し観光消費額の継続的な拡大を図る。
  • 農商工連携による地域農産品の開発を行い、特産品としてのブランディングを行う。(来訪者による「買う」マーケットの拡大)
  • 農業及びそれに伴う流通サービス、飲食業などの新規事業者参入や起業の促進などによる雇用拡大を推進。
  • 彦根市を中心とした2市4町(彦根市、米原市、多賀町、甲良町、豊郷町、愛荘町)全体による地域産品開発による地域連携の強化。
  • 観光閑散期である2〜3月に食をテーマにした誘客プロモーションによる観光振興推進。

【事業概要】彦根周辺地域の食のレベルアップ

地域産品の調査・発掘・評価

彦根市周辺地域の食材に関して、調査研究、付加価値の高い製品ブランディングを行う。同時に国内外の著名な飲食店(3つ星レストラン等)への食材提供や食品業界へのプロモーションによって、新規マーケットを開発していく。

一流料理人による料理セミナーの開催

「近江食材」の可能性開発、調理開発と地域料理人育成のための料理セミナーの開催(継続的に実施)。一流料理人(3つ星シェフ等)と地域料理人との個別交流も促進させ、一流若手人材の育成、誘致、交流を活性化させる。

地域産物の料理グランプリの開催

2年目の29年度より、プロの料理セミナー開催後に、地域料理人が各々そのノウハウを活かして参画するグランプリ「(仮称)近江ケータリンググランプリ」を年1回開催する。

DMOによる広報プロモーション

グランプリの上位料理を優先的に会合や行祭事、ツアーのフードとして活用し、料理とともに旅行プロモーション素材としても積極的に活用する。

地域産品を使用するフードカーの開発

フードカーを購入し、レンタル事業の基盤整備を行う。同時に歴史観光資源周辺の出店可能箇所を随時増やし付加価値を高める。

地域産品による食企画での集客

彦根城内の「梅林」(約400本)をテーマとした食とライトアップを組み合わせた集客イベント「ひこね梅と食と光のフェア」(仮称)を開催する。年度を重ねるごとに食企画イベントをテーマ別で増加させる。